宝谷かぶ 収穫&蕪主総会08 収穫編 のつづき
収穫を終えて、ひとっ風呂あびて、午後4時30分
イル・ケッチァーノに蕪主集合。

奥田シェフの指導のもと、宝谷かぶを使った料理をみんなで作って、試食します。

まずは、いまやイルケの定番メニューとなった「宝谷かぶのピザ」
サクサクの生地の上に、シャキシャキの宝谷かぶ。
オリーブオイルとお塩で食べる、あっさりほろ苦の大人味ピザ。
続いて、今年初登場の「初雪パスタ」
炒めたキノコに、スライスした宝谷かぶ
あつあつお鍋でパスタと混ぜ合わせ
アルデンテに仕上がったところで、刻んだ宝谷かぶの葉をプラス
お皿に移して、すり下ろした宝谷かぶを淡雪のごとくトッピング
あっさり軽めのパスタで、どんどん食がススム。
フレッシュなかぶの葉を、パラパラと上に追加するとさらに美味しい!
「メニューに加えて欲しい人ぉぉ」のかけ声に、一堂「はぁ~い!」
もしかしたらイルケの新メニューに並ぶ… かも

そして、本日の目玉「宝谷かぶと平田赤ねぎと平牧三元豚のしゃぶしゃぶ」
最高に美味しかった一品。
なんと、太っ腹な
平田牧場さん!
宝谷かぶの新メニューに、これを加えたいとお話したところ
本日のしゃぶしゃぶ用のお肉40人前を、ど~んとご寄付くださいました!
ささっ、みなさんからもお礼を!
ご協力、誠にありがとうございました m(__)m 感謝
本店行っても、Ikoは、その下の段のやつばっかり買ってまして
(お米育ちな金華豚バラ専門で、しかも一山ずつ別々に包んでもらう面倒な客)
ショーケース最上段に手が出るってのは年に1回か2回… (笑)
次の1回は、確実にこのしゃぶしゃぶになります。

みんなで、手分けして、材料の下ごしらえ。
宝谷かぶ生産者の畑山さんが、赤ねぎをスライスという貴重な場面も(^^)
私たちのテーブルは、在来野菜の専門家・山大の江頭先生の仕切りで
まず最初に宝谷かぶと平田赤ねぎを煮込みました。
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調理風景の動画1野菜を最初に鍋へ…は、確か、
ひやまでもプロな鍋奉行がそうしてました。
これは家でも見習おう。
つづいて、三元豚をしゃぶしゃぶ
そして、すり下ろした宝谷かぶを入れてまぜまぜ
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調理風景の動画2>>
調理風景の動画3フォークを手にしているのは江頭先生です(^^)
>>
さぁ食べるぞぉの様子も動画でどうぞみんな先を争うように鍋にお箸をつっこんで、いただきま~す♪
バルサミコ酢もしくはお塩でとのことで、一皿、二皿 ふむふむ
うん、塩がいいですね
イルケには、様々なタイプの塩が小皿に用意してあって
色々試してみたんですが、岩塩系が最高に合う
シェフおすすめの塩を一袋、買ってきました
「次の1回」への備え(笑)
火を通すと赤ねぎも宝谷かぶも甘みを増します。
これに、三元豚特有の脂の甘み、濃厚でありながらあっさりとトロける感じが
相性ぴったりで、一口一口の幸せなこと♪
塩をちょっとふって試してみたら、残ったスープもこれまた極上。
こんな美味しいものを捨てちゃうのもったいないと懇願し、
家に伝べえさんちの鍋ごとお持ち帰りさせてもらうことにしてしまった私。
調理実習の最後に、奥田シェフと江頭先生から一言いただくことに。
そんな急に…と照れるお二人を会場の拍手が盛り上げます。
まずは奥田シェフから。
奥田シェフが宝谷かぶと出会ったのは、2003年12月。
江頭先生と一緒に宝谷まで、畑山さんに会いに行き、
宝谷かぶにかける情熱に心打たれたといいます。
奥田シェフが今までに宝谷かぶを料理した中で、
一番いい相性だったのが「キジ」だそうです。
宝谷かぶは、そのままスライスして、オリーブオイルと塩だけでサラダに
焼いたキジと一緒に食べるとすごい美味しいんだそうです。
家庭でやる場合は、鶏肉の表面をカリっと焼いて塩で味付けして
宝谷かぶと合わせて食べると、感動的な味がすると
ここで、来年の調理実習メニューが1つ決定
その前に、家でも予習しておこう
カリっと鶏肉を焼くのは、某TV番組でお料理して、
スタッフにお墨付きもらったもんね(^_-)-☆
その時の影のアドバイザーに実は奥田シェフあり(笑)
このほか、乾かして細切りにした宝谷かぶをスルメ合わせるのも面白いかもと。そのとき、
最初の年に出た「切り干し大根」がとても美味しかったという声が会場から。それに似た感じになるのではということになり
江頭先生も、この組み合わせは、うまみと甘みが出ると…
こちらも、ぜひ来年のに加えてくださいませね(^_-)-☆
宝谷かぶは、おもしろい食材である反面、むずかしい食材だそうです。
とろとろに煮た宝谷かぶの料理で新しいものが課題
これからも、いろいろな料理を開発していきたいという奥田シェフの決意表明があったところで江頭先生にバトンタッチ
カブには、和種と西洋カブがあるそうで、
山形県に数多く残る在来カブは、すべて西洋カブだそうです。
和種の代表格は、天王寺かぶや聖護院かぶ。
カブがなめらかで柔らかく、葉に毛がなくて、真上にピッと立っていて
甘みはそれほどないのが特徴だそうです。
ヨーロッパから来た西洋カブは
葉が開いていて、甘みがある
甘みがあるということは、耐寒性があるということ
甘みが凍る温度を下げるんだそうです。
宝谷かぶを生で食べると甘みがあるのは西洋カブの特徴から。
長期保存も可能
夏に、畑に火入れして種まきする時の、畑山さんのクワの使い方を見ていると、深さが5~10センチぐらいあり
かぶの種は、わずか1.5~2ミリぐらいで
かなり深く入れていることがわかるんだそうです。
それでも、ちゃんと芽が出てくる
同じ庄内の在来カブ「温海かぶ」だと
5センチも深く植えたらもう芽が出てこないそうです。
深まき抵抗性があるということは、
雨の多い年も、干ばつの年も、収量がぶれない作物だということ。
飢饉を逃れるための作物として利用されてきた歴史があるといいます。
昔は、今年は米が不作とわかると、カブの作付けを増やしていたそうです。
干ばつの年に、土の表面にパラパラと蒔くと 土が乾いて生育しませんが
深く植えることができるということは、ほとんど影響を受けない。
飢饉の年に冬場の大切な食料として使われてきた先人の知恵。
さすが江頭先生、急なリクエストにも勉強になるお話ありがとうございます。
実は、蕪主たちが収穫してた頃、江頭先生は、鶴岡市中央公民館の市民大学講座で、
「農業の可能性~在来野菜が語るもの~」と題して講演してらしたのだ。
何で同じ日なんだと嘆きながら、カブを引っこ抜いていたことは
いうまでもありません。
すいません。申し込んでおきながら欠席だったのはそういうことですと
ここから、中央公民館の優しいお姉さんに謝ってみたりして…
(市民大学講座は1年分を年度初めに申込み済み)
さて、いいお話をうかがったところで
今度は、お隣の
アル・ケッチァーノへ移動。
宝谷かぶ 収穫&蕪主総会08 蕪主総会編につづきます。
今年は、豪華3部構成(笑)